参拝者が口をくぐる 柳川市の神社に巨大なお多福の門 

正月を前に、柳川市の神社に、高さ、横幅が5メートルを超える巨大なお多福の顔をかたどった門が設けられ参拝者が微笑む口をくぐっていました。
柳川市の日吉神社では竹などでつくった骨組みに和紙をはるなど肉付けして20年ほど前から毎年、この時期に巨大なお多福をかたどった門、「お多福門」を設けています。
お多福は顔の大きさが高さ、横幅が5.2メートル、門のように開いた口の大きさは、高さ、横幅が2.2メートルになります。
ことしは、今月17日に、能面をつくる職人や氏子などおよそ10人で組み立てたということです。
訪れた人たちは、門のように開いた口をくぐったり、優しく微笑む顔の前で写真を撮ったりしていました。
地元の男性は、「来年はコロナも終わって、景気がよくなってほしいです」と話していました。
また、佐賀市から来た親子は、「初めて見ましたが、迫力がありました。これからも健康で過ごせるようお参りしたいです」と話していました。
日吉神社の禰宜、吉田千春さんは、「日本一美しいお多福さんになっていると思っています。たくさんの方に福を持って帰ってほしいので、ぜひ参拝におこし下さい」と話していました。
「お多福門」は来年4月3日まで設置されるということです。