北九州市で食料配付・相談受け付け 生活支援必要な人向けに

物価高などの影響で生活支援が必要な人を対象に、食料を配ったり相談を受け付けたりする取り組みが、北九州市で行われました。
この取り組みは、北九州市や社会福祉協議会などで作る実行委員会が生活支援が必要な市民を対象に24日、小倉北区で行いました。
会場ではレトルト食品や米、お菓子などが入った食料品セットが500世帯分、用意され、希望者には生理用品なども配られました。
小倉北区の30代の女性は「シングルマザーで7歳の息子と暮らしています。物価高騰で食料の用意が大変です。外食を控えるなどして節約しているのでとても助かりました」と話していました。
また、会場には家計や子育て、就労などについて専門のスタッフが相談を受け付ける8つのブースが設けられ、多くの人たちが利用していました。
北九州市地域福祉推進課の明石卓也課長は「何ができるか一緒に考えていきたいので、生活にお困りの方はまずは連絡して欲しい」と話していました。
北九州市によりますと、25日以降の平日は各区役所の「いのちをつなぐネットワークコーナー」で午前8時半から午後5時15分まで相談を受け付けるということです。(※12/29〜1/3と、土日祝は休み)