福岡女学院大学短期大学部 再来年度以降の学生募集停止へ

福岡市にある福岡女学院大学短期大学部は、少子化などの影響で定員割れの状況に歯止めがかからないとして再来年度以降の学生の募集を停止すると発表しました。
これは20日、学校を運営する学校法人「福岡女学院」が発表しました。
それによりますと、福岡市南区にある福岡女学院大学短期大学部は来年4月の入学生の受け入れを最後として、再来年度以降の学生の募集を停止するということです。
短大は1964年に開設されて1990年には最も多い1591人の学生が在籍していました。
現在は英語科のみですが、少子化による人口減少や4年制大学を目指す学生が増えたことなどから近年は入学希望者が減少し直近の3年間は定員割れが続いていたということです。
ことし5月時点で在籍している学生73人と来年4月に入学する学生が卒業したあと、短大は廃止するということです。
福岡女学院は、「新年度の入学者を含め、すべての在学生が充実した学生生活を送れるよう教育や進路支援などに今後も尽くしていく」としています。