福岡市 新型コロナワクチン集団接種を28日で終了へ

福岡市は新型コロナのワクチン接種の予約状況を踏まえ市役所で実施している集団接種を12月28日で終了することになりました。
地域の身近なクリニックで受けられる無料の個別接種は来年3月末まで実施されます。
発表によりますと、福岡市は中央区天神にある市役所の1階で実施している新型コロナワクチンの集団接種を12月28日で終了します。
予約数が減っていることなどから判断したということで、これで福岡市内でのワクチンの集団接種はすべて終了することになります。
一方、地域の身近なクリニックなどで受けられる個別接種は、自己負担なしで来年3月末まで引き続き実施されます。
新型コロナのワクチン接種をめぐっては、厚生労働省は来年4月以降、季節性インフルエンザなどと同様に、接種を受ける人に、原則、費用の一部自己負担を求める定期接種とすることを決めています。
この定期接種の対象となるのは65歳以上の高齢者と、60歳から64歳で一定の基礎疾患がある重症化リスクの高い人で、福岡市を含む多くの自治体では来年の秋以降に始まる見通しです。