インフルエンザと咽頭結膜熱の感染者数は高止まり 警報は継続

福岡県は、12月10日までの1週間に定点把握された感染症の感染者数を発表しました。
インフルエンザと咽頭結膜熱の感染者数は高止まりしていて、県は警報を出して警戒を呼びかけています。
福岡県は新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症について、12月4日から10日までの1週間に定点把握された感染者数を発表しました。
このうち、インフルエンザの感染者数は9040人と前の週より1095人増え、1医療機関あたりの平均は45.66人となりました。
国が警報の基準と定める「1医療機関あたり30人」を上回っていて、県は3週連続で「インフルエンザ警報」を出し警戒を呼びかけています。
また、子どもを中心に高熱や結膜炎などの症状が出る咽頭結膜熱の感染者数は731人で前の週より65人減りました。
1医療機関あたりの平均は全国平均の1.6倍あまりの6.09人になっていて県は14週連続で警報を出して警戒を呼びかけています。
福岡県は「手洗いやうがい、消毒などの基本的な感染対策を徹底し、症状が出たら早めに医療機関を受診してほしい」と呼びかけています。
また、新型コロナの感染者数は542人で前の週より141人増えました。