”自転車のヘルメット着用率向上を”飯塚高校をモデル校に指定

ことし4月から努力義務となった自転車のヘルメットの着用率向上をはかろうと、飯塚市で着用を推進するモデル校の指定と事業所の認定式が行われました。
着用推進のモデル校に指定されたのは飯塚高校で、12日、飯塚警察署で林礼二署長が生徒の代表に指定書を手渡しました。
そして生徒の2人が「安全な自転車の利用を推進し、登下校はもちろん、ふだんから自転車乗車時は確実にヘルメットを着用します」と宣言しました。
また、飯塚市内の6つの事業所が着用推進宣言書を提出し、警察から認定書が交付されました。
警察によりますとことし7月の調査で自転車のヘルメットの着用率は福岡県全体で10パーセント、高校生は3.5パーセントにとどまっています。
飯塚高校1年の女子生徒は「ヘルメットをつけることは自分の命にも他人の命にもかかわってくるので、できるかぎり広めていきたいと思います」と話していました。