春日市で大相撲冬巡業 九州場所優勝の霧島らが迫力ある稽古

大相撲の冬巡業が春日市で行われ、11月の九州場所で優勝した大関・霧島などが、迫力のある稽古で会場を盛り上げました。
大相撲の冬巡業は12月3日から熊本県で始まり、8日は春日市で行われました。
春日市での開催は初めてで、会場にはおよそ1800人のファンが訪れ、午前中に行われた稽古では、福岡市で11月開かれた九州場所で2回目の優勝を果たした大関・霧島や関脇・大栄翔などが体をぶつけ合う迫力に見入っていました。
また、会場では、ファンと力士が一緒に写真を撮るなど巡業ならではの交流もあり、熊本県出身の正代には、多くのファンが列を作っていました。
ほかにも地元で相撲に取り組む子どもたちに関取が胸を貸すこともあり、関脇・若元春などが子どものまわしをつかんで持ち上げたりすると、会場は盛り上がっていました。
福岡市から訪れた30代の女性は「応援している正代からサインをもらいました。近くで見ると大きくてかっこよかったです。フレンドリーな力士の姿が見られてよかったです」と笑顔で話していました。
一方、力士に胸を借りた春日市の高校1年の男子生徒は「若元春の胸の筋肉が固くて、驚きました。一緒に相撲ができてとてもうれしかったです」と話していました。