「炭鉱で繁栄」飯塚で石炭のもとメタセコイアの巨木にあかり

飯塚市で高さ20メートルのメタセコイアの木にイルミネーションが飾りつけられ、クリスマスを前に雰囲気を盛り上げています。
イルミネーションが飾りつけられているのは飯塚市の庄内中学校の校庭にあるメタセコイアの木です。
2日は生徒や市民などおよそ200人が集まって点灯式が行われ、カウントダウンにあわせて生徒の代表がスイッチを入れるとおよそ9000個のLED電球が光を放ちました。
企画した住民のグループによりますと、このイルミネーションはかつて石炭産業で栄えた地元の歴史を伝えていこうと石炭のもととされるメタセコイアの木を活用しているということです。
さらに学校のフェンスには生徒たちが紙などで作ったランタンおよそ1000個が飾られ、クリスマスを前に雰囲気を盛り上げていて、訪れた人たちは歩きながら眺めたり、写真を撮ったりしていました。
2年生の女子生徒は「イルミネーションの光でまちを包み、みなさんが明るく元気にすごせるといいなと思います」と話していました。
このイルミネーションは年明けの来年の1月末まで午後6時から午後11時の間、点灯されます。