病児保育体制整備の費用など125億円余の県の補正予算案提出

福岡県は、子育て世帯が病気の子どもを預けやすいよう病児保育の体制を整備するための費用などを盛り込んだ、総額125億円あまりの今年度の補正予算案を1日に開会した12月定例議会に提出しました。
県議会は1日に開会し、県は一般会計の総額で125億1800万円の補正予算案を提出しました。
このうち子育て世帯が病気の子どもを預けやすいよう病児保育の体制を整備するための費用として7652万円あまりを盛り込んでいます。
具体的には施設の新設や増改築の費用を県独自で助成するほか、利用定員を増やすためにベッドなどの設備を整備する費用として県独自の補助金を創設するとしています。
県は、ことし4月に病児保育の利用料を無償化する事業を始めましたが利用者が急増し予約がとりづらい状態が続いているということです。
本会議で服部知事は「病児保育施設の新設や増改築について市町村に追加の負担を求めることなく事業者負担をゼロにするとともに、備品購入に対する県独自の補助制度を創設することで、子育て家庭が利用しやすい病児保育の体制を整備する」と述べました。
このほかことし7月の記録的な大雨で久留米市などの広い範囲で浸水被害が起きた巨瀬川の拡幅工事などの費用として69億円余りを盛り込んでいます。
補正予算案は12月20日に採決が行われ、可決・成立する見通しです。