博多港でヒアリ300匹確認  県”絶対に触らないように”

福岡市の博多港で、11月25日、強い毒を持つ「ヒアリ」がおよそ300匹見つかりました。
県はヒアリに似たアリを見つけた際、絶対に素手で触らないよう注意するよう呼びかけています。
県や環境省によりますと、環境省が毎年実施している定期検査で11月22日、福岡市の博多港アイランドシティでヒアリ1匹が見つかりました。
その後、詳しく調べたところ、11月25日、コンテナが積み上げられている場所の近くでおよそ300匹のヒアリが地面の隙間を出入りしているのが確認され、駆除したということです。
県によりますと、県内では平成29年に初めてヒアリが確認され、その年に福岡市と北九州市であわせて7例確認され、今年度は、7月に北九州市で10匹が見つかったのに続いて2例目だということです。
ヒアリは強い毒を持ち、県は、ヒアリに似たアリを見つけた際、絶対に素手で触らないよう注意するとともに、県や市町村の担当窓口に連絡してほしいと呼びかけています。