県内で初確認30代男性が感染症エムポックス・サル痘に感染 

県内に住む30代の男性がウイルス性の感染症「エムポックス」、これまでのサル痘に感染していることが確認されました。
県内で「エムポックス」への感染が確認されたのは初めてです。
「エムポックス」、これまでのサル痘は、感染すると発熱や発疹などの症状が現れるウイルス性の感染症です。
福岡県によりますと、県内に住む30代の男性が発熱や発疹などの症状を訴え、県内の医療機関を受診したところ、今月14日に感染が確認されたということです。
現在、男性の状態は安定しているということですが、直近での海外への渡航歴はなく、県が感染経路を調べています。
県内で「エムポックス」の感染が確認されたのはこれが初めてです。
県によりますと去年7月に国内で初めての感染者が確認されて以降、今月10日までに、国内では218人の感染が確認されています。
エムポックスは、主に感染した人や動物の体液や血液に触れたり、近くで長時間、飛まつにさらされたりした場合などに感染するということです。
県は、「感染が疑われる症状がある場合はマスクを着用し、発疹の部位をガーゼで覆うなどの対策をして早めに医療機関を受診して欲しい」と呼びかけています。