福岡マラソン 1万4000人が一斉にスタート沿道から声援

「福岡マラソン」が行われ、福岡市中心部と福岡県糸島市を結ぶコースを走るフルマラソンの部には、1万2000人あまりのランナーが出場し、汗を流しています。
大会にはアテネオリンピック、金メダリストの野口みずきさんや東京パラリンピック、金メダリストの道下美里選手などが応援に駆けつけました。
けさ8時すぎ、5.2キロを走る車いすの部、ファンランの部を含め、1万4000人あまりが福岡市中心部の天神をスタートしました。
フルマラソンの部では、1万2000人あまりが糸島市のフィニッシュ会場を目指し、汗を流しています。
大会は新型コロナウイルスの影響でおととしまで2年、中止になったあと、去年は感染防止対策として沿道の人たちが声を出して応援するのは控えるよう呼びかけられていました。
今回は、こうした制限がなくなり、多くの人たちが応援のメッセージを書いた手作りのボードをかかげながら盛んに声援を送っていました。
スタート前、那珂川市の30代の女性は「初めて参加します。景色を楽しみながら完走できるようにがんばります」と話していました。
東区の20代の男性は「仕事終わりに練習してきました。去年より早い、3時間15分以内のフィニッシュを目指します。今年は声援もあり、にぎやかになると思うので楽しみです」と話していました。