福岡空港に「乗降場」新設へ12月から「出迎え」も可能に

福岡空港の国内線ターミナルビル前に車を乗り降りできる「乗降場」が12月から新たに設けられることになりました。
これまでは降車専用のスペースしかありませんでしたが、「出迎え」にも使えるようになります。
新しい乗降場は、福岡空港国内線ターミナルの南側にある降車場を改修して12月1日から運用が始まります。
これまではターミナルの北側と南側のあわせて2か所に降車場が設けられていましたが、乗車は認められておらず、「出迎え」の際には駐車場を使う必要がありました。
12月からは2か所の降車場のうち、南側が乗車もできる「乗降場」に改修され、短時間の送迎目的の一般車両が、利用できるということです。
最大で27台止められるスペースがあり、料金は最初の10分間は無料で、10分を超えて20分までが500円、20分経過後は、10分ごとに250円加算されるということです。
国内線ターミナルでは来年春にはおよそ1600台収容できる立体駐車場も完成する予定で、空港を運営する福岡国際空港では「車での送り迎えを円滑にし利便性をさらに向上させたい」としています。
一方、年末年始や大型連休などの期間は、激しい混雑や渋滞が予想されるため、地下鉄やバスなどの公共交通機関を利用してほしいとしています。