飯塚 4年ぶり開催 いいづか街道まつり

かつて長崎街道の宿場町だった飯塚市で、当時の町の様子を再現する「いいづか街道まつり」が4年ぶりに開かれ、大勢の人でにぎわいました。
この催しは飯塚市が、江戸時代、長崎街道の宿場町としてにぎわっていたことを知ってもらい、町づくりにつなげようと開かれていて、ことしは新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となりました。
商店街ではおよそ150人の市民などが江戸時代の侍や町人などの姿で練り歩く「時代仮装行列」行われ、▽飯塚ふるさと応援大使で俳優の芳野友美さんがお姫様役を、▽飯塚市の姉妹都市、アメリカ・カリフォルニア州サニーベール市のラリー・クライン市長が殿様役を務め、台の上から集まった大勢の人たちに手を振っていました。
また、アメリカや台湾の人たちのグループも着物姿などで行列に参加し、シーボルトなどさまざまな外国人が往来していた街道のまつりを盛り上げていました。
親子で見に訪れた女性は「商店街がにぎやかになって楽しかったです」と話していました。