太宰府天満宮で合格祈願大祭 受験生など約350人が参列

学問の神様として知られる菅原道真をまつる太宰府天満宮で、受験生などが参列して合格祈願の大祭が行われました。
太宰府市にある太宰府天満宮は、菅原道真が、平安時代に学者として最高の位だった「文章博士」に登用された10月18日にあわせて、毎年、受験生の合格を祈願する大祭を行っています。
18日は、県内外から受験を控えた高校生やその保護者などおよそ350人が参列し、神職が祝詞をあげたあと、参列者の代表が玉串をささげて合格を祈願しました。
地元の高校3年生の男子生徒は「受かる気がしてきました。なんとか第一志望に受からせて欲しいと祈りました。本番で合格点を取れるように今までやってきたことを続けたいと思いました」と話していました。
太宰府天満宮では10月いっぱい、「登龍門」の語源となった、急流を登りきったコイが竜になったという言い伝えを再現した「飛龍天神ねぶた」が楼門に飾られていて、18日も、多くの人たちがそれぞれの願いを込めて楼門をくぐっていました。