松田聖子さんが大雨被害の故郷 久留米市に義援金1000万円

ことし7月の記録的な大雨で甚大な被害を受けた久留米市に対し、地元出身の歌手、松田聖子さんから9月、1000万円の義援金が贈られていたことがわかりました。
これは16日、久留米市の原口市長が記者会見で明らかにしました。
それによりますと、ことし7月の記録的な大雨で甚大な被害を受けた久留米市には、10月11日現在で、あわせて8502万円の義援金が寄せられていますが、このうち9月には、久留米市出身の歌手、松田聖子さんが設立した事務所から1000万円の義援金が振り込まれたということです。
あわせて松田さんから久留米市に対して、「大雨災害により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。私の大切な故郷、久留米の1日も早い復興をお祈りいたしております」というメッセージが寄せられました。
会見のなかで原口市長は、「まだまだ復興には時間がかかるが、久留米市出身の松田さんなどいろんな方々から金額の大小にかかわらず、久留米市のために義援金をいただき心から感謝申し上げたい」と話していました。
久留米市によりますと、寄せられた義援金は、全額、被災者の生活再建に役立てられるということです。