大雨から3か月 久留米でボランティア活動した人は過去最多

ことし7月の記録的な大雨で被害を受けた久留米市で、ボランティア活動に取り組んだ人の数は、これまでに延べ7900人余りに達し、久留米市で発生した災害への支援としては最も多くなりました。
久留米市社会福祉協議会は、平成24年7月の「九州北部豪雨」の際に、初めて災害ボランティアセンターを開設し、被災した住宅などの復旧作業に取り組んできました。
久留米市では、こうした災害ボランティアセンターがこれまでに5回開設され、▼平成24年には延べ446人が、▼平成30年7月の「記録的な豪雨」の際には延べ898人が活動しました。
ことし7月10日の記録的な大雨では、とりわけ多くの人が集まり、7月11日のセンター開設以降、9日までに延べ7915人のボランティアが活動しこれまでで最も多くなりました。
久留米市社会福祉協議会では,2000棟を超える住宅が被害を受けるなど、甚大な被害が報道されたため、多くのボランティアが集まったのではないかと見ています。
協議会は、「猛暑のなか、多くの人たちに参加してもらい心より感謝している。これからも被災者の要望に応じた復旧作業に取り組んでいきたい」と話しています。