久留米市中央卸売市場を一般開放 市価より安い農産物など

久留米市の中央卸売市場が一般に開放され、大勢の人たちが市価より安い新鮮な農産物の買い物などを楽しみました。
この催しは、市民に市場を身近に感じてもらおうと、卸売業者や久留米市などが開きました。
8日は、一般の人たちがふだん入ることができない競り場などが開放され、卸売業者が目利きした野菜や果物をはじめ、地元産の新鮮な農産物が市価より4割ほど安く販売されました。
場内には、大勢の家族連れなどが訪れ、品定めをして買い求めていました。
また、生きたたいやふぐなどが泳ぐ、いけすの見学会や、魚の模擬の競りを体験する催しが行われ、参加した人たちが市場の活気や雰囲気を体感していました。
佐賀県鳥栖市から家族で訪れた50代の女性は、「楽しく買い物ができました。みかんの詰め放題などもありとても楽しかったです。値段も安く大変、満足しました」と話していました。