独自技術持つスタートアップ企業の商品・サービスの展示会

独自の技術を持つ九州のスタートアップ企業が商品やサービスを展示し、取引先との新たなビジネスに結びつける催しが4日福岡市で開かれました。
このイベントは、九州のスタートアップ企業の取引先の開拓などを支援し成長を促そうと、ふくおかフィナンシャルグループなどが企画したもので、福岡市中央区の会場には九州を中心とする40社余りがブースを出展しました。
このうち、竹や米粉といった植物由来の原料からプラスチックのような素材の開発に成功した熊本県の企業は、この素材を使った食器を展示し、その丈夫さや環境への優しさをアピールしていました。
また、YouTube向けのアニメの制作などを手がける福岡市の企業は、中国語や英語の1分ほどのアニメを流し、多言語に対応する自社のサービスを紹介していました。
イベントに訪れた東京の会社の担当者は「九州ならではの会社もあり、色んな会社と出会えてよかったです。商談を検討したいと思う会社もありました」と話していました。
主催した金融グループの武藤章さんは「スタートアップ企業に関わったことのない人にもより身近に感じてもらい、新しいビジネスにつなげてほしいです」と話していました。