”地元のなす味わって” 給食になすを無償提供 柳川市

福岡県内有数のなすの産地、柳川市で、小中学校の給食になすが無償で提供され、子どもたちが旬を迎えた地元のなすを味わいました。
なすを贈ったのは、地元のJAや柳川市でつくる「柳川市農業振興活性化会議」で、地元産のなすのおいしさを知ってもらおうと、およそ5300人分156キロを給食用に無償で提供しました。
4日、市内の小中学校25校で「なすとひき肉のスパゲッティ」がふるまわれ、有明小学校では子どもたちがなすが入ったスパゲッティを笑顔でほおばり、「なすの風味があっておいしいです」とか「柔らかくておいしい」と話していました。
JA柳川によると、柳川市内には、72軒のなす農家があり、年間3200トンを生産しているということで、ことしは、台風の被害も受けず、天候にも恵まれたことから品質の良いなすが収穫できているということで、「博多なす」として県内をはじめ関東や関西など全国に出荷されています。
JA柳川営農部長で、活性化会議の会長を務める武藤直大さんは、「ことしは、生産も順調です。福岡県有数のなすの産地なのでぜひ皆さんにも食べてもらえればと思います」と話していました。