「小倉城竹あかり」に向け 留学生が灯籠づくり 北九州市

北九州市で10月末から竹灯籠をともすイベント「小倉城竹あかり」が始まるのを前に、4日留学生たちが灯籠づくりを体験しました。
「小倉城竹あかり」は3万個の竹灯籠の明かりで夜の小倉城を彩るイベントで、観光振興につなげようと市民でつくる実行委員会が2019年から毎年開いていて、ことしは10月27日から始まります。
現在、市民らによる灯籠づくりが行われていて、イベントの国際的な発信につなげようと、インドネシアや中国などからの留学生も制作に参加し、4日は30人余りが集まりました。
留学生たちは市内の竹林から切り出された竹に、若戸大橋などをイメージして光りの模様が浮かび上がるようドリルで穴を開けていきました。
また、何本もの竹を組み合わせた大きな灯籠も作り上げていました。
参加した中国人留学生は「ふだん経験しない体験で楽しいです。古い竹が新たに生まれ変わるのでその生命力を感じてほしいです」と話していました。
小倉城竹あかり実行委員会の辻利之実行委員長は「この体験を通じて、留学生が帰国後、友人や知人に竹あかりや北九州市のことを広めてもらえたらうれしいです」と話していました。
「小倉城竹あかり」は10月27日からの3日間と、11月2日からの4日間行われます。