JR九州で内定式 来年春卒業の大学生など100人余出席

来年春に卒業する大学生などの内定式が福岡県内の企業で2日開かれ、JR九州では100人余りが出席しました。
JR九州の内定式は博多駅直結のビルにあるホールで開かれ、来年春に卒業する大学生などの内定者114人のうち、104人が出席しました。
式では、出席者を代表して大学4年生の的山ことのさんが内定の通知書を受け取りました。
そして、山根久資上席執行役員から、「会社はこの3年間、新型コロナの影響に相当苦しんできたが、これから上向きになっていく状況だ。皆さんも一緒に『成長』と『進化』をしてほしい」と祝辞を受けました。
これに対し、大学4年生の太田雄介さんは、「先輩のDNAを引き継ぎ、挑戦者として新たな価値を作り出して九州の発展に貢献したい」と抱負を述べました。
リクルートが来年春に卒業する全国の大学生などを対象に調査したところ、内定率は9月1日時点で91.5%と、去年の同じ時期より0.7ポイント高く、九州でも学生優位の「売手市場」が続いているということです。
内定式のあと、的山さんは「身の引き締まる思いがしました。入社が楽しみです」と話していました。