JR折尾駅に新商業施設オープン 高架下空間を活用 北九州市

折尾駅の高架下のスペースを活用したJR九州の新たな商業施設「えきマチ1丁目折尾」が29日オープンしました。
駅の周辺では宅地や道路などの整備が進められていて、この施設の開業によるにぎわい創出の効果が期待されています。
北九州市八幡西区の折尾駅周辺では市の総合整備事業が進められていて、「えきマチ1丁目折尾」はこの事業の一環としてJR九州が整備したものです。
記念のセレモニーではJR九州や市の関係者が出席し、オープンを祝いました。
施設は、高架下のスペース、およそ1万700平方メートルを活用する形で整備され、現時点でスーパーや総菜店など25店舗が入っています。
施設がオープンすると、駅の利用者や買い物客がさっそく各店舗で買い物を楽しんでいました。
地元の女性は「これまで買い物は黒崎まで行っていましたが、折尾に商業施設ができてとても助かります」と話していました。
JR九州の古宮洋二社長は「たくさんの方が並んでいるのを見て期待の大きさを感じました。これからもいい施設になるように努めたいです」と話しています。
折尾駅周辺の総合整備事業は2004年から行われていて、「えきマチ1丁目折尾」の開業によるにぎわい創出の効果が期待されています。
今後は、北九州市が駅の南側の区画整理事業や周辺道路の整備などを行うことになっています。