福岡南区の住宅街でサルに小学生と50代女性が足をかまれけが

28日朝、福岡市南区の住宅街で50代の女性と小学生の女の子が相次いでサルに足をかまれてけがをしました。
警察などは周辺をパトロールするなどしてサルに注意するよう呼びかけています。
警察によりますと28日7時半ごろ、福岡市南区柏原の住宅街で50代の女性が近づいてきたサルに足をかまれました。
また、およそ15分後には100メートルほど離れた場所で登校中の小学3年生の女の子(9)もサルに足を数か所、かまれたということです。
2人はけがをして病院に搬送され、手当を受けています。
警察によりますと、付近ではここ数日、サルの目撃情報が複数寄せられていたということです。
現場近くのマンションに住む70代の女性は「けさ、『サルが出て、けが人がいます。危ないので外に出ないでください』という館内放送がありました。怖いです」と話していました。
警察によりますと2人をかんだのは同じサルとみられるということですが、その後、姿が見えなくなったということで警察と市の担当者がパトロールするなどして注意を呼びかけています。