松田宣浩選手が今季限りで現役引退ホークスで7回日本一に貢献

プロ野球・ソフトバンクで7回の日本一に貢献し、今シーズン、巨人でプレーしたベテランの松田宣浩選手が今シーズン限りで現役を引退することになりました。
これは28日、巨人が発表しました。
プロ18年目、40歳の松田選手は亜細亜大から希望枠で2006年にソフトバンクに入団し、3年目にはレギュラーに定着しました。
強打のサードとしてファイトあふれるプレーが持ち味で、チームの7回の日本一に貢献し、ゴールデン・グラブ賞に8回、ベストナインにも1回選ばれたほかWBC=ワールド・ベースボール・クラシックにも2回出場するなど日本代表の経験も豊富でした。
また、ホームランを打った後に「熱男」と叫ぶパフォーマンスでもファンに親しまれました。
昨シーズンは43試合の出場でホームラン0本に終わった松田選手は長年プレーしたソフトバンクを退団して、巨人に移籍しました。
今シーズンは1軍で開幕を迎えましたが9打数1安打の成績で2軍に降格し、ことし8月にも再び昇格しましたが5打数ノーヒットと結果を残せませんでした。
通算成績は1921試合に出場し、1832安打、打率2割6分5厘、ホームラン301本、打点991の成績でした。
松田選手は28日夕方に都内で引退会見を行う予定です。