福岡市で関西万博の周知と開催への協力呼びかけ 大阪吉村知事

大阪・関西万博に向けて全国的な機運の醸成を図ろうと、福岡市でイベントが開かれ、大阪府の吉村知事は九州沖縄エリアでの認知度は60%程度にとどまっているとして、万博の周知と開催への協力を呼びかけました。
「福岡カンファレンス」と題したこのイベントは、再来年(2025年)の大阪・関西万博に向けて全国的な機運の醸成を図るとともに、万博をきっかけに日本全体を盛り上げていこうと開かれ、大阪府の吉村知事や福岡市の高島市長などが参加しました。
この中で、吉村知事は万博の概要を説明した上で、開催の認知が進んでいないことを課題にあげ、「九州沖縄エリアでの認知度は60%ぐらいで、行きたいという人は26%という状況だ。皆さんに知っていただけるようお願いしないといけない」と述べ、万博の周知と開催への協力を呼びかけました。
イベントの中では、大阪や関西を訪れる観光客を西日本にも呼び込もうと、中国地方や九州地方の7人の自治体のトップが集まり、連携を確認しました。
福岡市の高島市長は「受け身ではなくて主体的に万博を活用していくことが大事だ。集中的に盛り上げて、西日本エリアにもたくさんの人に来てもらい魅力を発信して、レガシーにしていきたい」と意気込みを示しました。