“鹿児島本線のダイヤに利用者の声を” 筑後市がアンケート
1年前のJR鹿児島本線のダイヤ改正で利便性が大幅に低下したとして、沿線の筑後市は、利用客の声を集めるためのアンケートを始めました。
23日は筑後市にある羽犬塚駅の前で市の職員6人が利用客にアンケート用紙を手渡しました。
アンケートは、▽いまのダイヤにどの程度満足しているかや、▽ダイヤ改正のあとに交通手段を変更したかなど、16の項目を尋ねる内容になっています。
JR鹿児島本線は、去年9月のダイヤ改正で運行本数が減り、筑後市によりますと、このうち羽犬塚駅では快速電車をはじめ、1日に上下線あわせて12本が削減されたということです。
利用客の女性は、「かなり不便になりました。これから福岡市まで野球観戦に出かけますが、電車の本数が少ないので早めに帰ります」と話していました。
筑後市は、アンケート用紙を羽犬塚駅の切符売り場に置くとともに、市のホームページも含め、来月末まで受け付けるとしています。
市の都市対策課の江※サキ紹泰課長は「アンケート結果を集計し、すべての意見をJR九州に届けたい」と話していました。
(※サキ=いわゆる「立つサキ」)。