福岡 生活困窮者支援で県社会福祉協議会に米820キロ寄贈
物価の高騰でくらしへの影響が続く中、生活に困っている人を支援しようと、福岡県の生活協同組合が県社会福祉協議会に820キロの米を贈りました。
米は今後、ひとり親家庭などに配られるということです。
福岡県の生活協同組合は生活に困っている人やひとり親家庭を支援しようと、ことし2月から、社会福祉協議会を通じて、米を寄贈する取り組みを行っています。
13日は、春日市の複合施設で贈呈式が行われ、生活協同組合の矢田信浩本部長が820キロの米の目録を県社会福祉協議会の代表に、手渡しました。
今後、社会福祉協議会を通じて生活に困っている人やひとり親家庭に配るということです。
県社会福祉協議会によりますと、このところ、物価の高騰や長引くコロナ禍の影響で、生活に困っている人からの相談が増えているということです。
福岡県の生活協同組合は、来年もこの取り組みを続ける予定で、矢田本部長は、「安心して暮らせる社会づくりの一助になればいい。関係する方々の支援を引き続き行っていきたい」と話していました。