ビッグモーターの古賀市内の店舗前土壌からも除草剤の成分検出

中古車販売会社、「ビッグモーター」の店舗前で街路樹が枯れている問題で、古賀市は市内の店舗前の土壌から近くの土壌と比べて高い濃度の除草剤の成分が検出されたことを明らかにしました。
今後、警察に被害届を提出することを検討しています。
中古車販売会社、「ビッグモーター」の店舗前で街路樹が枯れている問題で古賀市が調べたところ、古賀店の南北にある市が管理する道路で街路樹が枯れるなどの異常がみられました。
このため8月上旬に市が土壌調査をした結果、除草剤に含まれる「グリホサート」という成分が検出されたことを明らかにしました。
検出された濃度は古賀店の前の土壌では最大で2万マイクログラムと周辺の土壌のおよそ125倍程度だったということです。
これについてビッグモーターは市に対し、店舗の南側の道路についてはおととしごろから月1回以上の頻度で除草剤を使っていたと説明しているということです。
市はこうした調査結果をもとに警察と協議を進め、今後、被害届の提出を検討することにしています。