北斗七星観察と人気漫画とのコラボレーションで町おこし岡垣町

岡垣町で海岸での北斗七星の観察と人気漫画とのコラボレーションで町おこしにつなげようという取り組みが始まり、さっそくファンたちが訪れています。
岡垣町の波津海岸では、この時期、北斗七星が、ひしゃくで海水をくんでいるように見える、世界でも珍しい「北斗の水くみ」を観察することができます。
この「北斗」にちなんで、人気漫画「北斗の拳」のスマホゲームとコラボレーションして、町おこしにつなげようという取り組みが9月から始まりました。
海岸近くの観光協会の施設では、ケンシロウやラオウなどキャラクターの等身大のパネルや、「北斗の水くみ」の写真を背景にキャラクターが並んだポスターなどが展示されています。
また、地元の飲食店などと連携して、キャラクターのラベルが貼られたクラフトビールなどの限定商品も開発され、観光客に町を巡ってもらおうという狙いです。
北九州市から訪れた大学生は、「サイクリングをしようと町に来ましたが、コラボを聞いてイラスト展を見に来ました。海岸線もきれいなので、いいコラボだなと思いました」と話していました。
岡垣町おかがきPR課の山住美幸さんは、「原作のファンやゲームのファンはもちろん、いろいろな方に岡垣町の魅力あるスポットを訪れてもらい、コラボ商品も楽しんでほしいです」と話していました。
この企画は11月26日までのおよそ3か月間行われ、10月下旬からは、町内22か所を巡るスタンプラリーも行われます。