宗像の中学校でプラスチック製ストロー使わず牛乳飲む取り組み

県内の小中学校で、給食の際のプラスチックごみを減らそうという動きが広がっています。
宗像市でもプラスチック製のストローを使わずに牛乳を飲む「ストローレス」の取り組みが始まりました。
宗像市の日の里中学校では、29日からから2学期の学校給食が始まり、生徒たちにはプラスチック製のストローが付いていない牛乳が初めて配られました。
牛乳パックの側面には折り目があり、注ぎ口を開けやすいようになっていて、直接、口をつけて飲むことができます。
当初は戸惑った様子を見せる生徒もいましたが、すぐに慣れて「ストローレス」の牛乳を飲んでいました。
3年の男子生徒は「ストローのほうが飲みやすいと思っていましたが、結構飲みやすかったです」と話していました。
宗像市によりますと、市内すべての小中学校でストローレスの牛乳に切り替えたことで、年間およそ530キロのプラスチックごみを削減できる見込みだということです。
牛乳メーカー各社によりますと、県内ではこの2学期までに9割以上の自治体が学校給食でストローレスの牛乳を提供していて、プラスチックごみを減らそうという動きが広がっています。