園児らがぶどうの収穫体験 「地元農産物知って食べて」
大牟田市で、地元の農業に理解を深めてもらおうと旬を迎えたぶどうの収穫体験が行われ、地元の幼稚園児や保護者が楽しみました。
この収穫体験は大牟田市や地元のJAなどでつくる協議会が開き、ぶどう農家、藤好博章さんの農園に市内の幼稚園の園児と保護者22人が招待されました。
園児たちは袋を少し破って中のぶどうの育ち具合を確認してから、果実を傷つけないよう丁寧にはさみで枝から切り取り、たわわに実った房を手に笑顔を見せていました。
大牟田市によると、市内にはおよそ30軒のぶどう農家があり、いまは、巨峰の収穫が最盛期だということです。
収穫したぶどうはそれぞれ持ちかえって味わうということです。
ぶどう収穫を体験した保護者の男性は、「大牟田でぶどうが栽培されていることを今回、初めて知りました。これからは、地元産の物を意識して食べたいです」と話していました。
藤好さんは、「地元の子どもたちに大牟田のぶどうをたくさん食べてほしいです」と話していました。