ビッグモーター春日店前から除草剤成分 県は被害届提出を検討

中古車販売会社、「ビッグモーター」の店舗前で街路樹が枯れている問題で県は、春日市の店舗前の土壌から除草剤に含まれる成分が検出されたことを明らかにしました。
今後、器物損壊の疑いで警察への被害届の提出を検討することにしています。
中古車販売会社、「ビッグモーター」の店舗前で街路樹が枯れている問題で、県が調べたところ、県道に面するビッグモーターの店舗のうち、春日店と小郡店の前で街路樹が枯れるなどの異変がみられました。
これについて服部知事は22日の記者会見で7月下旬に土壌調査をした結果、除草剤に含まれる「グリホサート」という成分が検出されたことを明らかにしました。
春日店についてはビッグモーターが除草剤をまいたことを認めていて県は今後、器物損壊の疑いで警察への被害届の提出を検討することにしています。
小郡店については今後さらに調査を重ねて原因を明らかにし、今後の対応を検討することにしています。
服部知事は「県民の財産である街路樹がわざと枯らされているなら非常に遺憾である。国土交通省や北九州市などほかの道路管理者と情報共有をしながら、被害届の提出を検討していく」と述べました。