お盆の新幹線と特急 利用が大幅増 去年の約1.5倍に

お盆の期間中にJR九州の新幹線と主な在来線の特急を利用した人は去年のおよそ1.5倍に増えたものの、台風6号の影響などでコロナ禍の前の8割余りにとどまりました。
JR九州によりますと、8月10日から17日までの8日間にJR九州の新幹線と主な在来線の特急を利用した人は、およそ58万2000人で、去年と比べて45%余り増えました。
このうち、九州新幹線を利用した人は、博多と熊本の間でおよそ30万6000人と去年と比べて53%増えました。
また、同じ期間に在来線の特急を利用した人は▽長崎本線が去年より36%余り、▽日豊本線が去年より38%余り、それぞれ増えました。
一方で、ことしの利用者数をコロナ禍の前の2018年と比べると、83%余りにとどまっています。
これについて、JR九州は「新型コロナの5類への移行を受けて帰省や旅行での利用の需要が高まった一方、台風6号と大雨の影響で外出を控える人や旅行や帰省を取りやめる動きがあったため」と説明しています。