大牟田 子供たちが九州新幹線の新大牟田駅で仕事を体験

福岡県大牟田市にある九州新幹線の駅で、子どもたちに鉄道の仕事について知ってもってもらおうという催しが開かれ、参加した子どもたちが新幹線の出発の合図などを体験しました。
この催しは、JR九州が大牟田市の新大牟田駅で開きました。
午後の部には小学生までの子どもたち30人が参加し、ホームでは時速250キロを超える速さで駅を通過する列車の速度をスピードガンで計測したほか、駅員といっしょに到着する列車を出迎えたり、右手を高くあげて出発の合図を出したりしました。
また新幹線の線路や架線を点検する機材などが保管されている「新大牟田保守基地」への立ち入りも特別に許可され、子どもたちは「軌道バイク」と呼ばれる線路の点検に使う電動車両などに実際に乗って、新幹線の運行を支える仕事を体験していました。
地元の小学5年生の男の子は「軌道バイクは進む勢いがすごくて楽しかったです」と話していました。
電車の運転士になりたいという小学3年生の男の子は「新幹線が好きなので、参加しました。作業用の車両に乗ることができて楽しかったです」と話していました。