小学校教諭2人を免職など懲戒処分に 福岡市教委

福岡市教育委員会は、小学校の教諭2人について未成年とみだらな行為を行ったなどとして、18日付けで免職などの懲戒処分にしました。
発表によりますと、福岡市博多区の市立小学校に勤める36歳の男性教諭は、マッチングアプリで知り合いことし2月から交際を始めた17歳のアルバイト従業員とみだらな行為を行ったということです。
ことし5月に相手から学校に連絡があり発覚したということです。
男性教諭は市教委の調査に対して「未成年だが交際していたので大丈夫だと思った」などと話し、市教委は18日付けで教諭を懲戒免職の処分にしました。
また、福岡市西区の市立小学校に勤める28歳の男性教諭は、おととし9月と去年6月の2度にわたり中央区の地下街で女性の胸を服の上から触ったとされています。
ことし4月に警察が学校に捜査に入ったことで発覚したということで、市教委は18日付けで停職6か月の懲戒処分とし、教諭は依願退職しました。
福岡市教育委員会の峯川貴之職員部長は会見で、「高い倫理観と規範意識が求められる教育公務員にあるまじき行為であり、ゆるされるものではない。誠に申し訳なく、心からおわび申し上げる」と述べました。