がん治療で意識戻らない飯塚市長に代わり副市長が職務を代理

福岡県飯塚市は、肺がんの治療を続けてきた片峯誠市長について、8月4日の緊急手術のあと、意識が戻らない状態が続いているとして、当面、副市長が職務を代理すると発表しました。
それによりますと、飯塚市の片峯市長は、ことし2月に肺がんと診断されたあと、治療を続けながら公務にあたってきましたが、脳への転移が見つかったため、今月4日、緊急の手術を受けました。
その後、意識が戻らない状態が続き、家族から「治療を最優先にさせてほしい」との申し出があったということです。
このため、市は、地方自治法に基づき、16日から当面、久世賢治副市長が職務を代理することを決めました。
久世副市長は記者会見で、「市政が滞ることがないよう、職員一丸となって頑張り、市長の復帰を待ちたい」と述べました。