新型コロナ感染者数 1医療機関あたりの平均が初めて20人超

福岡県は、7月30日までの1週間に定点把握された新型コロナの感染者数を発表しました。
1医療機関あたりの平均は初めて20人を超えて21.64人で前の週の1.16倍に増えています。
新型コロナの感染者数はことし5月に5類に移行したあと、インフルエンザなどと同じように一部の医療機関で定点把握された1週間分の感染者数が週に1度、発表されています。
7月24日から30日までの1週間に福岡県内198の医療機関で定点把握された感染者数はあわせて4284人で、前の週より584人増えました。
保健所別では福岡市で1256人、北九州市で661人、久留米市で182人などとなっています。
また、1医療機関あたりの平均は初めて20人を超えて5類に移行してからこれまでで最も多い21.64人となり、前の週の1.16倍に増えています。
福岡県は「前の週に比べて感染者数の増え方は緩やかであるものの、右肩上がりの数字となっている。帰省シーズンを迎えるにあたり今後の感染状況を注視する必要がある」として場面に応じたマスクの着用など基本的な感染対策を呼びかけています。