“海の機動隊” 海上保安庁「特別警備隊」が訓練 北九州市

“海の機動隊”とも呼ばれ国際会議などの際に海上の警備にあたる海上保安庁の「特別警備隊」の訓練が北九州市門司区で行われました。
第七管区海上保安本部が行った21日の訓練には、国際会議などの際に海上の警備の中核を担う「警備実施等強化巡視船」の乗組員で編成する「特別警備隊」の隊員23人が参加しました。
「特別警備隊」はテロ対策や要人の警護に特化した訓練を積んでいて“海の機動隊”とも呼ばれています。
隊員たちは重さ6キロほどの盾を使って火炎瓶や爆弾が投げ込まれたことを想定して身を守る方法などを確認しました。
また、鉄パイプで襲ってきた相手を盾でかわし制圧する訓練などを行っていました。
第七管区海上保安本部警備救難部の峰松純也警備課長は「現場の第一線で活躍する部隊なので日頃からこうした訓練を積み重ねて現場対応能力を高めることが重要だと思う」と話していました。