県内の多くの小中学校で1学期の終業式 21日から夏休み

福岡県内の多くの公立の小中学校で1学期の終業式が行われ、子どもたちは21日から夏休みに入ります。
このうち北九州市小倉南区の吉田小学校では新型コロナの5類移行を受けて、4年ぶりに全校児童600人余りが体育館に集まって終業式が行われました。
式では森田健伸校長が「夏休みは勇気を持って自分で挑戦してみてください。できたら成功、できなくても成長です」と子どもたちに呼びかけました。
このあと各クラスでホームルームが行われ、4年生の教室では担任が夏休みの過ごし方について注意点をまとめたプリントを配り、生活のリズムを崩さないことや熱中症に気をつけることなどを伝えていました。
そして一人ひとりに1学期の通知表が手渡され、子どもたちは今後の課題についてのアドバイスを聞きながら受け取っていました。
女子児童の1人はあすから始まる夏休みについて、「おばあちゃんの家に行くことが楽しみです」と話していました。
また、男子児童の1人は「楽しい気持ちもあるけど友だちと会えなくなるのが寂しいです。計画的に宿題をやっていきたいです」と話していました。