久留米で車を無料貸出し 今回の大雨で車が使えなくなった人に

今回の大雨で車が水につかって使えなくなった人などに無料で車を貸し出す支援が始まっています。
災害時に無料で車が借りられるこの支援の仕組みは東日本大震災をきっかけに作られ、運営する日本カーシェアリング協会が久留米市の田主丸老人福祉センターに17日から拠点を設けて、支援に乗り出しています。
貸し出される乗用車は、一般の人たちなどから寄付された、中古の普通自動車や軽トラックなどで、今回の大雨で被災した人であれば、ことし11月末まで無料で借りることができます。
協会では久留米市に50台の車を用意する予定で、取材した時点で55件の申し込みがありました。
協会では車の寄付も呼びかけています。
日本カーシェアリング協会の樋笠雅子さんは「少しでも早く困っている人たちに車を届けたい。被災者とともに頑張りたい」と話していました。
車の貸し出しや寄付の問い合わせは、電話050−5482−3677で、午前9時から午後4時まで受け付けています。
日本カーシェアリング協会のWEBサイトでも受け付けています。