JR小倉駅で赤ちゃんのハイハイレース 3m先のゴール目指す

赤ちゃんがハイハイをしてゴールを目指すイベントが北九州市のJR小倉駅で行われました。
このイベントは、JR九州が小倉駅の構内に設置した乳幼児のケアルームをPRしようと企画したもので、生後7か月から1歳までの24人の赤ちゃんが参加しました。
会場にはマットが敷かれ、赤ちゃんたちは母親が待つ3メートル先のゴールに向かって進みます。
出発進行というスタートのかけ声でレースが始まりますが、赤ちゃんたちはきょとんとした表情でなかなか前へ進みません。
そこで、母親がお気に入りのおもちゃを見せて気を引くと、次々とハイハイし、ゴールにたどりついていました。
会場では大きな歓声が上がり、見守った人たちには笑顔が広がっていました。
今回、小倉駅に設置された乳幼児のケアルームは「みどりの窓口」を一部改修したもので、授乳やおむつの取り替えができます。
参加した母親は「子連れで出かけた時は授乳室などがどこにあるのかを確認します。駅に増えるのはとてもありがたいです」と話していました。
JR小倉駅の雲田昭慶駅長は「鉄道を利用しやすくお客様のニーズに応えていこうと設置しました。社員もそばにいて空調も効いているので安心して利用してほしいです」と話していました。