福岡市男性係長が部下の女性にセクハラ 停職1か月の懲戒処分

福岡市の54歳の男性係長が当時部下だった女性職員に対してセクハラ行為を行ったとして停職1か月の懲戒処分を受けました。
これは7日、福岡市が記者会見をして明らかにしました。
それによりますと、ことし2月23日、福岡市の博多区役所に勤務する54歳の男性係長が当時部下だった女性職員を昼食に誘ったあと女性職員の自宅を訪れた上で、女性職員の過去の交際相手に関する性的な話をしたり足や肩を触ったりするなどの行為を行ったということです。
ことし3月に女性職員から市に相談があり福岡市が聞き取り調査を行った結果、セクハラ行為があったと認定し、この男性係長を7日付けで停職1か月の懲戒処分にしました。
また部下の職員に対する指導監督が不十分だったとして、上司にあたる課長級職員を文書訓戒の処分にしました。
男性係長は「非常に深く反省している。このような結果を招いて、申し訳なかった」と話しているということです。
福岡市の仲原善信人事部長は「市民の皆さまの信頼を損なうことになってしまい、深くお詫び申し上げます。申し訳ございませんでした」と陳謝しました。