門司港に中国のクルーズ船が寄港 3年7か月ぶり 北九州市

北九州市の門司港に7日、中国のクルーズ船が3年7か月ぶりに寄港しました。
クルーズ船の誘致を進めている北九州市は、コロナ禍後の観光振興などに期待を高めています。
門司港に入港したのは中国からの観光客500人余りを乗せた「ブルードリームスター」です。
5日上海を出発し、7日昼前に北九州市に到着しました。
門司港では新型コロナの影響でしばらくクルーズ船の寄港の実績はありませんでしたが、今回は3年7か月ぶりの寄港となりました。
乗客は船内で入国手続きをしたあと、船外に出て観光ツアー用のバスに乗り換えていました。
きょうは門司港レトロ地区や小倉城などを訪問するということです。
中国からのクルーズ船は8月中旬にも門司港に寄港する予定で、市は引き続き、誘致を進めたいとしています。
北九州市クルーズ・交流課の井上欣治課長は「中国からのクルーズ船をこれからも増やすために市も営業活動を続け、多くの人に来てもらい経済効果をもたらしたいです」と話していました。