福岡 服部知事 新型コロナ感染者は横ばいで医療負荷なし

全国的に感染者数の緩やかな増加傾向が続いている新型コロナについて、福岡県の服部知事は県内では新規感染者数は横ばいで推移しており、医療提供体制に負荷がかかっている状況ではないとした上で、今後の感染状況を注視していく考えを示しました。
新型コロナの感染者数は、全国で緩やかな増加傾向が続き、沖縄県では第8波のピークを超える水準で感染が急拡大しています。
これについて服部知事は記者会見で県内の感染状況について、「新型コロナの5類以降、感染者は緩やかに上昇していたが、直近3週間を見ると横ばいで推移している」と指摘しました。
そして、「入院患者数もおおむね横ばいで、医療提供体制に負荷がかかっている状況ではなく、現段階では、救急搬送が困難な事例が頻発している状況はない」と述べた上で今後の感染状況を注視していく考えを示しました。
一方、大雨による被害状況について服部知事は「久留米市や築上町などで農業用ハウスの浸水が起こっている。これから梅雨末期の大雨やさらには台風シーズンを迎えるので、市町村からの避難指示の情報などを積極的に入手し、必要な場合にはいち早く避難してほしい」と呼びかけました。