博多祇園山笠「飾り山笠」から男性転落し大けが 飾りつけ中か

26日午前、JR博多駅前で博多祇園山笠の「飾り山笠」から大工の男性が転落し、肩やろっ骨を折る大けがをしました。
警察などによりますと、26日午前10時20分ごろ、福岡市博多区のJR博多駅前広場に設置された「飾り山笠」から50代の男性がおよそ7メートル下の地面に転落しました。
男性は病院に搬送され、現場の責任者によりますと肩やろっ骨を折る大けがをしました。
転落したのは山笠の組み立てや飾りつけを行う「山笠大工」で、「飾り山笠」の上部で飾りつけ作業をしていたところ誤って転落したとみられるということです。
博多祇園山笠は7月1日から「飾り山笠」の公開が始まるため準備が大詰めを迎えています。
博多駅前に「飾り山笠」を設置している博多駅商店連合会は、「起きてはいけない事故で非常に重く受け止めている。ヘルメットや命綱の着用など安全対策を徹底したい」としています。