4年ぶりに開催 飯塚山笠の新流で台飾り

ことし4年ぶりに開かれる飯塚市の飯塚山笠で山笠に人形などを飾りつける台飾りが行われました。
飯塚山笠は、五穀豊じょうや悪疫退散を願っておよそ300年前に始まったとされる祭りで、新型コロナの影響で中止が続いていましたが、ことし4年ぶりに開かれます。
25日は前回の大会で優勝した「新流」の本部があるJR新飯塚駅前の広場で山笠を飾りつける台飾りが行われ、ベテランが若手に手ほどきしながら飾りの制作や取り付けなどを行いました。
新流のメインの飾りは黒田長政にゆかりがあるとされる高さ2メートルほどの「水牛兜」ではけでほこりを取り除いたあと、化粧直しをして丁寧に仕上げていました。
完成した飾りは舁き山の上に取り付けられ、全員で完成を祝いました。
新流の赤間秀樹事務局長は「4年ぶりに熱い気持ちがひとつになって立派な山笠ができました。いい形で追い山を迎えることができると思います」と話していました。
飯塚山笠は7月15日に追い山が開かれ、午後5時50分に市中心部の八幡宮をスタートします。