久留米市が将来有望なスポーツ選手の食サポート 野菜や肉贈る

久留米市は、将来、スポーツ選手として国際的な活躍が期待されている市内の小中学生たちに、食の面からサポートしようと、地元産の野菜や肉といった食材をプレゼントしました。
福岡県は、20年ほど前から運動能力の高い小中学生を選抜して、オリンピックをはじめ国際大会で活躍できる人材を支援、育成する取り組みを進めています。
県によりますと、この中からおととしの東京オリンピックに3人が出場しています。
22日は久留米市から選抜されている12人が市役所を訪れ、原口市長から地元産の小松菜やにんじん、桃、それに鶏肉など新鮮な食材がプレゼントされました。
これを受けてウエイトリフティングに取り組む、北野中学校3年生の鶴田利菜子さんが「久留米の恵みを受けて育ったお肉や野菜をたくさん食べて、将来、世界で活躍できるよう頑張ります」と感謝の気持ちを伝えました。
選手たちには、今回を含めて年に4回、新鮮な食材が届けられることになっています。
陸上競技に取り組む西国分小学校6年生の竹藤勇人さんは、「地元の食材をたくさん食べて強くて大きな体を作り、オリンピックで金メダルを取りたい」と話していました。