福岡のマンション工事現場で男性作業員が土砂に埋まり死亡

15日昼すぎ、福岡市東区の工事現場で男性作業員が土砂に埋まり、およそ2時間半後に発見されましたが、死亡が確認されました。
15日午後0時10分ごろ、福岡市東区香椎浜のマンションの建設現場で「作業員が土砂に埋まって体が見えない」と消防に通報がありました。
NHKのヘリコプターから午後1時半ごろに撮影された映像では、人の背丈の倍以上の深さがある大きな穴のような場所で、数十人の消防隊員らが手作業で土をかき出している様子が確認できました。
捜索の結果、およそ2時間半後に土砂の中から50代くらいの男性作業員1人が発見されましたが、警察によりますと、その場で死亡が確認されたということです。
警察や建設会社によりますと、現場では新築マンションの基礎工事が行われていて、重機を使って地面を4メートルから5メートルほど掘っていたところふちの部分が崩れて下で作業していた男性が土砂に埋まったとみられるということです。
警察が当時の詳しい状況について調べています。
現場はJR千早駅から1キロあまり離れた住宅などが建ち並ぶ地域です。