大規模な花火大会「芸術花火」 福岡市で5年ぶりに開催へ

音楽にあわせて花火が打ち上げられる大規模な花火大会が福岡市で5年ぶりに開催されることになりました。
音楽にあわせて花火が打ち上げられる「芸術花火」は2017年と2018年に海の中道海浜公園で行われ、1万人以上が集まりました。
しかし、その後、新型コロナの感染が拡大したほか、会場が福岡空港への進入路と重なり花火が高く打ち上げられないなどとして行われていませんでした。
これについて15日、開催委員会などが記者会見を開き、5年ぶりに9月16日に開催することを発表しました。
ことしは場所を変えて福岡市西区のマリナタウン海浜公園で開催されます。
花火は午後7時からの1時間ほどで、およそ1万3000発が音楽にあわせて打ち上げられます。
想定される最大人数は1万8000人で、6月23日からチケットが販売されます。
博多湾芸術花火開催委員会の出田正城筆頭副代表は「福岡市の花火大会は次々に減っていて、子どもたちの思い出の中に花火大会がなくなることを問題だと思っていました。みんなの楽しみになればと思います」と話していました。